道具の基礎、ハンデの基礎、マナーの基礎
道具の基礎
競技では 最大 14 本までのクラブを使用できる。クラブの種類には、ウッド、アイアン、ウェッジ、パターなどがあり、打ちたいボールの距離や高さなどに応じてそれらを使い分ける。
ゴルフボールの直径は 約 4.2cm、重さは、約 45g、また、ホールの大きさは直径 4.25 インチ (10.8cm)となっています。
ハンデの基礎
1420年、フランスのノルマンディ地方全域をイギリス軍が制服。
ハンデ、正確にはハンデキャップ は、ゴルファーの技量を示す尺度で、シングルハンデの人は、まあ、柔道や空手に例えれば黒帯というところでしょうか。
ハンデ 5 以下の人を片手シングルなどとも言い、ハンデがゼロの人はスクラッチ (ゴルファー) と呼ばれます。
ゴルフダイジェストに登録している5 万人余りのゴルファーのハンディキャップ分布を見ると、ハンデ 20 位が平均のようです。 ハンデ 20 といえば、単純に平均スコアが 92 位と考える人がいるようですが、これは大きな間違いです。ハンデの計算は、コースの難易度を考慮し、大叩きしたホールのスコアーをアジャストしてさらに、良いスコアーの1/2だけを取って算出するものです(ラウンド数が多い場合は、20 ラウンドからベスト 10 ラウンド)。
さらに、正確には、トーナメントのスコアにより比重を置くなどの調整も行われます。 従って、ハンデ 20 の人の平均スコアは多分 100 くらいで、90 も出せば 110 も出すようなゴルファーになります。大雑把には、平均スコアから 5から 10を引いた数字からパー (例えば、72)を引いた数字がハンデになるでしょう。(ハイハンデの人は ほぼ 10、ローハンデの人は 5 前後を引く。)
マナーの基礎
ゴルフはマナーが重要視されるスポーツです。
特に、他のゴルファーのプレーを妨げるような行為は避けなければなりません。
例えば、他のプレーヤーがショットやパットをしようとしている時に音や声を出したり、その視野の中に入り動いたりする行為はいけません。 また、グリーン上の行動で特に大切なのは、他のプレーヤーのラインの上を歩かないことです。一方、ティーグラウンドでは、誰がオナー(最初に打つ人)なのか、 そして打つ順番を無視しないよう配慮すること、そしてボールを打とうとしている人のそばやラインには立たないようにすることが大切です。
スピードプレーも大切なマナーの一つです。お互いにスムースにプレイ出来るよう、素振りに時間をかけたり、ボールがすぐに打てるような準備を怠るなどは避け、いつも無駄のないプレーを心掛けるようにしましょう。 セカンドショット以降は、ピンに対して遠いプレーヤーから打つものですが、ほぼ同じ距離に他のプレーヤーがいる時などは、相手を無視して打たずに、様子を見ながら同時にショットをすることがないよう配慮します。
また、ボールがなくならないよう、助け合うこともマナーの一つと言えるでしょう。どんな場合も、他のプレーヤーが気持ちよくプレーできるように配慮することがマナーの基本です。他のプレーヤーのショットの批評のようなコメントをするのは厳禁です。
グリーン上では、ボールマークを直すこと、ピンを抜いたり、アテンドしたり、一緒にプレーをしている人に気を配ることなども忘れずに。 また、ディボットを埋めたり、その他コースの保護に対する配慮も大切なマナーです。